世界で一番‥‥

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「んんっ!私は‥‥あれっ!何で私ラスティーに抱きしめられてるの?ラスティーまたおかしくなっちゃったの?」  リースは不思議そうに綺麗な瞳をぱちくりしていた。 「バカっ!おかしくなったのはお前だよ!」 「えっ!私!」  リースは驚いていた。本当に元に戻ったか心配になり俺は質問した。 「リースお前にとって俺は何だ?」 「ん?私にとってラスティーは世界で一番大好きな人よ。ずっと一緒に居たいわ、ううん、ずーっと一緒に居るわ!」 (あ~、安心する、いつものリースだ。良かった) 「ちょっと!ラスティーいつまでリースを抱きしめてるのよ!」 「おっ、おうそうだな」  フランに言われて気がつき慌てて手を離した。 「もっと抱きしめてて良いのに‥‥」  リースが小さい声で何か言っていたが聞き流してリースに何があったのか説明して、俺達は山の頂上登り始めた。  あとちょっとで頂上だ。全くリースまでおかしくなるとはな、一瞬感じた懐かしい気配が犯人なのかは、わからないが俺達をおかしくした奴はぶっ飛ばす。
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