25人が本棚に入れています
本棚に追加
アルがそう僕に告げて再び軽く僕と唇を重ねる。
それから僕の服に手を伸ばした。
僕の服が着物の様な服であったためか、前を開けばすぐに下着しかつけていない状態の僕の体が現れる。
何だか事におよびやすい服だよねと僕が邪推しているとアルが、
「これ、まさかすぐに俺が襲えるようにそういった服を? だってこんな服そうなのは神子しかいないし……いや、まさか」
「……僕も思ったけれど、でもそんな事より、その、早くしてくれないかな。その、何時までもこのままだと恥ずかしいし」
「ごめん、ユキ」
そう僕に謝って、アルの指が僕の胸の突起に触れる。
軽くきゅうっと摘ままれて、
「あっ」
自分ではそんな所をいじった事もないから知らなかったけれど、体に電流が走ったかのように感じる。
しかもアルは両方をぐっぐっと押し始めて、こねられて、摘ままれて、引っ張られる。
それだけで僕の口からは今まで聞いた事がないような、僕の声とは思えないような嬌声が零れる。と、
「ユキは感じやすいな。かたく立ち上がっているぞ、両方とも」
「やぁあっ、ぁああんっぁああっ、ひっぱるなぁあっ、ぁああっ」
引っ張られるのが特に感じてしまって、僕はいや嫌と涙目でアルの手を退けようと手を伸ばすけれど、その度にいじられて感じさせられて、体に力が入らず抵抗できない。
そんな僕にアルが意地悪く囁く。
「涙声になっているぞ? ユキ、そんなに俺にいじられると感じるのか」
「もうっ、やめっ、やぁああっ、だめ、舐めちゃだめっ」
そこで片方の胸の突起からアルは手を放すと、アルの顔がそこに近づいていってそのままぺろりと僕の胸の突起を舐める。
熱くてぬるりとした舌が、敏感な胸の突起を軽くつつくようにしてから舐め上げて、丁寧に舌で転がす。
かと思えば、咥え込まれて歯で軽く噛む。
その刺激がぞくっとして、体を震わせる僕の様子にアルが小さく笑いながら、
最初のコメントを投稿しよう!