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そう意地悪な笑みを浮かべたアルに僕は再び太ももの内側を触られる。
さらりと撫ぜ上げるその刺激に感じてしまい、僕は足を閉じようとするけれど……後もう少しで完全に閉じられるというところでアルの手が奥まった場所に触れた。
敏感なその場所に触れられてびくっと僕が震えている間に、僕のひくつく孔にその場所を確かめる様に指で触れる。
「ど、何処を触って……」
「何処って、ここに俺のを入れるから解さないと」
一瞬言われている意味が僕には分からなかった。
そもそも知識として僕はそれを知らなくて、でも、今の話からすると、
「む、無理、入らない、絶対に無理!」
「ほぐせば出来るから大丈夫だ。……でも、そんなにユキは嫌なのか?」
しょぼんとするようにアルに言われて僕は、どうしようかと焦る。
というか落ち込んでいるアルが可愛い……では無くて、そんなにしたいのだろうかと僕は考えてしまう。
確かにするのは怖いけれど、でもアルが相手ならそんな酷い事にはならないだろうしそれに、アルはしたがっているしそれに……僕も、アルとするなら少しだけ興味はある。
だから僕は落ち込む様なアルに、
「アル、そんなにしたいの? だったら、いいよ。僕もアルが好きだし」
「ユキ……」
「い、痛くしないでね。絶対に約束だから」
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