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それにもちろんだと頷くアルを信用して、足の力を抜く。
足を広げた方が良いか聞くと、それぐらいで大丈夫だと言われる。
孔に小瓶から冷たい液がかけられる。
その冷たさを感じていると指がぐっと一本入ってくる。
異物感に僕が必死に我慢していると更に一本入り込んで来て、そのまま中で動かし始める。
そういえば、解すと言っていたなと思いだして僕はそれを必死に耐える。
耳を塞ぎたくなるような卑猥な音。
それを聞きながら僕は、我慢しているうちにだんだん陣割と快楽がそこから生まれてくるのが分かる。
でも、指だけでこんなに感じてしまうのに、もしもアル自身を受け入れてしまったら僕はどうなってしまうのだろうと不安を感じてしまう。
そこでグッとアルが僕の孔を広げて、
「ひあっっ」
「これくらい広がれば大丈夫か。そろそろ俺も我慢が出来ないし」
そう言ってアルが僕の孔から指を引き抜いて服を脱ぎ始める。
見上げたアルが裸になっていくのをぼんやりと見ていた僕は、結構筋肉がついていて僕よりもしっかりした体つきをしているのだなと思う。
気付けば全部服を脱ぎ終わっていたアルが僕に、
「どうした? じっと俺の方を見て」
「僕よりも筋肉がついてる……許せない」
「気にする所はそこじゃないだろう、と言いたいところだが、その日が怖がらせずに済むから良いか」
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