第32章《遊びに来た息子達》

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ニフテリザ・フリューゲル 「まさか、例の…マーリンのことですか…?」 マーリン?どこかできいたことある名前… 魔王ヘレナイトメア=サタン (弟) 「よく、分かったね… そう…そのマーリンの事だよ、ニフテリザ…」 あたしが首をかしげてると サタン様があたしの肩を抱いてきた 大魔王サタン 「マーリン…人間街(バシャルタウン)の厄介な存在… 我が后よ、マーリンは非常に 強大な力をもった大魔法使いだ 下手したら、お前の師匠であるメデュースより強い。」 そ、そんな人が… あたし (魅咲 碧李亞) 「そ、そんなに強いんですか? だけど…昔はそんな人いなかったじゃないですか…」 サタン様は頷く 大魔王サタン 「嗚呼…確かに、私が知る限り 昔はいなかった… 最近になって猛威を振るい始めたらしいからな。」 …そうなんだ… 魔王ヘルダークス=サタン (兄) 「父上、そんな奴…さくっと 潰してしまえばいいのでは?」 ヘルダークスは腕を組む 大魔王サタン 「簡単に言うが…マーリンは一筋縄ではいかんぞ? まあ、私達には関係の無いことだ… 立ち話もなんだろ、客間に案内する。」 あたし達は息子達を客間に誘導した
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