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ピラミッド・4
ピラミッドの作り方は、一つ一つ違う可能性がある。
それで、ピラミッドの作り方だが、
ピラミッドを作るために傾斜路を使った。その傾斜路は幅が広い。幅が広くなくてはならない。
幅が狭い傾斜路は、小型のピラミッドに使われたと思われる。
巨大なピラミッドのための傾斜路は、幅が広いだろう。
幅が狭い傾斜路の、もう一つの可能性は、話が長くなるが ……… 、
ピラミッドが生まれるきっかけは、[ マナウアダン・アヅハム ]だ。
この[ マナウアダン・アヅハム ]が、王位即位記念公園に築山を作り、[ ピルハム ]という男が築山の形を四角錐に変えたことに始まる。
[ ピルハム ]は、人が使う建物に興味があり、ピラミッドのような、人々が観賞するだけの建物には興味がなかった。
だが、[ ピルハム ]は、人が使う大きな建物を建てた実績もなく資金もなかったため、
[ マナウアダン・アヅハム ]の先祖に当たる[ アンク・テク・アイビスのキャスバル ]に、ピラミッドの諸々の権利を売り渡した。
[ アンク・テク・アイビスのキャスバル ]は芸術家で、人々が観賞するだけの建物に興味があった。
その後、[ ピルハム ]は、[ ダヒュー王 ]の建物を建てたが、その関連として、台形の祭基壇を作った。
その祭基壇は、石材を2,3段積んだぐらいの高さで、横から見ると非常に低い台形。上から見ると正方形という、ピラミッドの下の部分10%のような建物だった。
その祭基壇の上に上がるために、傾斜路が付けられていた。その傾斜路の幅は狭い。
[ マナウアダン・アヅハム ]が作った築山は、高さが2m以下で、[ ピルハム ]が形を四角錐に変えても高さは同じように2m以下だろう。
これは、《ピルハミッド》だ。《ピルハミッド》は、高さが低いので傾斜路は必要ない。
[ ピルハム ]の作った祭基壇は、《ピラミッドの下10%だけのような基壇》だ。
《ピラミッドの下10%だけのような基壇》には、幅の狭い傾斜路が常設されていた。
ピラミッドを建設するための傾斜路は足場だから、ピラミッド本体が完成したら、傾斜路は解体される。
傾斜路には石材が使われていて、解体後その石材は、ピラミッド本体の周りの神殿などの建物の建設に使われた。
石材が余ったとき、ヒエログリフ入りの石材が、他の王様の建設現場に行ったと思われる。
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