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衣服を脱がされ、一糸まとわぬ姿にされてしまう。
「っ」
「怖いか?」
「い、いえ……」
マリアは目元を染め、うつむいた。
顎をそっと持ち上げられ再び唇を求められる。
胸を隠そうとする腕をとられ、男性の硬い手の平で優しく包みこまれた。
「あぁっ……」
胸の先端を優しく抓まれ扱かれ、マリアは身体を弾ませてしまう。
「悪い。強くし過ぎたな」
「……違います。そうではありません……」
「そうか。なら続けるぞ」
ジクムントは右乳首にそっと口づけを落とす。
「あんっ!」
恥ずかしい声を抑えたいと思い、唇を噛みしめてみても、嬌声をこらえきれない。
「マリア、綺麗だ」
「分かりませんっ……そ、そのようなことを、言われても……」
マリアは半ば息を喘がせながら呟く。
「恥ずかしがるな。自信を持て」
(そんなことを言われても……)
ジクムントは乳頭を口に含み、吸い立てた。
「ん!」
悦びが閃き、ベッドを激しく揺らしてしまう。
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