第二章 出会いの宴(3)※ベッドシーンあり

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 衣服を脱がされ、一糸まとわぬ姿にされてしまう。 「っ」 「怖いか?」 「い、いえ……」  マリアは目元を染め、うつむいた。  (あご)をそっと持ち上げられ再び唇を求められる。  胸を隠そうとする腕をとられ、男性の硬い手の平で優しく包みこまれた。 「あぁっ……」  胸の先端を優しく抓まれ扱かれ、マリアは身体を弾ませてしまう。 「悪い。強くし過ぎたな」 「……違います。そうではありません……」 「そうか。なら続けるぞ」  ジクムントは右乳首にそっと口づけを落とす。 「あんっ!」  恥ずかしい声を抑えたいと思い、唇を噛みしめてみても、嬌声をこらえきれない。 「マリア、綺麗だ」 「分かりませんっ……そ、そのようなことを、言われても……」  マリアは半ば息を喘がせながら呟く。 「恥ずかしがるな。自信を持て」 (そんなことを言われても……)  ジクムントは乳頭を口に含み、吸い立てた。 「ん!」  悦びが(ひらめ)き、ベッドを激しく揺らしてしまう。
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