「風紀のお仕事…ですかね?」

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ミコトくんの猫叉化も、少なからずワタシの力の暴走が原因のようで…。 美術部で見えていたところは、一緒にいたイチズくんが報告してくれますたが。 他にも…イチズくんが見つけたコーカン(?)現場をタマさんが確認しに行ったら… 犯人生徒さん数人が、黒板に縫い止められるように張り付いていたり…? 生徒会の魔王さんとトムさんが、生徒会室の椅子にお尻が張り付いたり… まあ、小さな事がプチプチ起こっていたそうですが…我関せず?でしたかね。 おかげさまで、怪かしの血が暴れると言われてるあの日。 普通科にも席をおく風紀の人達が、外回りも担当していたそうですが… 大きな事件も少なく、事務仕事がはかどったそうです。 …あ!唯一ミコトくんとワタシが襲われた野犬騒ぎがありますたが…。 その件では、普段頭を下げた事のない九条先生からも、謝罪の言葉をいただきますた。 まあいただいたのは、ミコトくんとタマさんにでしたが…。 ミコトくんは、不思議そうに「ニャン」と鳴いただけでした。
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