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タマさんの長いお話しを聞いていたら、あっという間に正門に着いてしまいますた。
オブジェ倉庫を見ますたが、この時間は皆さん教室で誰もいませんし。
普通科のワタシのクラスだと今は、H.R.。
学園祭の準備なので、ワタシが此処にいられるのでしたが…。
ワタシ、普通科の授業にあまり出ていないのでしたが…。
あ?ワタシよりも授業に出ていないのが、リュージュと護さんでしたが…大丈夫なんでしょうか?
一応、授業免除の許可はいただいていますが、学園祭が終わるとまたテストがありますし。
順位が落ちると、大変な事になってしまうそうで…ワタシ、現国の点数が心配し過ぎなのでした。
「ん?心配なさすぎ?心配停止?でしたかね?」
そんな事をぼーっと考えていたら、門番さんにご挨拶するのをすっかり忘れてしまいますた。
「もう、しょうがにゃいにゃあ。」
タマさんが人化けしてミコトくんをワタシに押し付けると、警備室の方へ入って行きました。
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