「風紀のお仕事…ですかね?」

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よく考えればワタシ、結界を張り直してる風紀の人達を横目に障気の中にイチズくんと一緒に突入したり… 「イヤ。俺、巻き込まれ…。」 銀星さんやたたらさんが訓練場を壊してしまう度、風紀委員長さんからの説教も一緒にイチズくんと受けて… 「イヤ。それもほとんど巻き込まれ…。」 ハーピーが特別枠クラスで暴れた時も、ワタシが力を使いすぎて保健室の住人と化した時も…イチズくんはそばに居て、一緒に護さんからのお小言も聞いてくれたのでした。 「いや。だから、それは…。」 たたらさんも皆さんも、イチズくんをちゃんと認めてくれてますし… 「何故だか、保護者的な意味でね…。 で、理不尽にも大輔くんが何かやらかすと、全てとばっちりが俺に来るっていう…。」 なので、敬意を込めて…イチズくんったら主役をやるべきですし! てか、歌詞も踊りも複雑怪奇で、ワタシ達には…こんな短い期間で裏神楽舞を覚えられないのでしたとさ! 「いや!俺にもムリ!」 何を仰るイチズくん…Japanese腐男子は、日本のOTOKOで御座るでお猿? ええと?イチズくんはできる子ですし! 「せめて竜樹と交換…って、身長差か!?」 ともかく、リュージュもパートナーがイチズくんならヤる!と言ってますし。 「何故に『ヤ』がカタカナ? ちょっと待てよ?竜樹か!?竜樹が俺を巻き込んだのか!?」
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