第1章 目覚め

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「なんかさぁ、最近園田さん真島センセと仲よすぎない?」 「ちょっと頭良くて可愛いからってねー」 「清純派気取ってほんとは真島先生のこと狙ってるんじゃない?」 根も葉もない噂から広がるいじめ。 まあ本当のことだから仕方がない。 そう純粋すぎた私は思っていた。 「嫌…!何ですか、貴方達!」 「お嬢さんのこと犯してくれって、あんたの高校のダチから頼まれたんだよねー」 「やっべ、超カワイイじゃん!しかも超清純派~!汚し甲斐あるぅ」 「こりゃ120パー処女だな、ツイてる~」 「嫌あああああ…!!!」 私の中で、何かにヒビの入った音がした。 それは、清純派というレッテルだったのか、私の綺麗な心だったのか… あの時、私の心は変わってしまった。 「え…?処女じゃねえ」 「は!!?」 「マジかよ、こんな可愛い顔してもう経験済み~!?」 「お願い…もう…やめて…!!」
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