2章~どうやら異世界召喚らしいです~

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2章~どうやら異世界召喚らしいです~

目が覚めると、知らない部屋だった。 よくお金持ちの家とかで見るよーなゴージャスなシャンデリア?が天井にぶら下がっている。 「……ここは?」 どうやら、蒼空や大翔、陽真も目を覚ましたらしい。 「起きましたかな?」 そんな声が聞こえたので、前?を見ると 「初めまして。私はこの国の王、イルザと申します。」 ちょっとふくよかで、髭を生やしたおじさんが高級そうな椅子に座っていた。 辺りを見渡すと、皆も起きているみたいだ。 下位の奴等が、「っしゃ、きたこれ」と呟いている。 「……王様、ここはどこですか?」 と、質問してみる。 ま、結果は予想通りだろうけど 「ここか?ここは異世界じゃ。私がお主らを召喚したんじゃ」 ……やっぱな その言葉に、皆それぞれの反応を示す。 「え、ってことは帰れないの……?」 と、不安を露にするもの。 「はぁ?意味わかんねーし!さっさと帰せよっ!」 と、怒るもの。 「……ふふ、やっぱり僕は選ばれた人間なんだ。だからあの世界では誰にも認められずにいたんだよ。だって僕の居場所はここ……ry」 ……………。 俺みたいに、あまり反応を示さないものもいる。 蒼「……よく落ち着いていられるね」 蒼空に質問を投げ掛けられる。 「ん?まぁな、こういう展開はよくラノベで見るし……」 蒼「ラノベ?」 ……やってしまった くそっ、隠そうとしてたのにっ 「……なんてなっ、冗談だよ冗談!俺がそんなの見る分けねーだろ?」
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