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辺りを見渡すと、俺を睨んでいる奴と目があった。
?「いつもさぁ、自分と俺等は違います……みたいな目ぇしやがって、俺等のこと見下してたんだろ?」
「………」
何も言えない、その通りだったから。
天「二人ともっ、喧嘩はやめよう!」
天川が俺等の間に割り込んでくる。
「……王様」
王「なんじゃ?」
俺は、ある決意をし王様に声をかける。
「……俺、この国出てっていいですか?」
「「「「なっ!?」」」」
俺の提案に、クラスの皆は驚いた声を出す。
王「ほぅ、自分から出ていくとな。………これは都合がいい」
おい、おっさん。聞こえてっぞ
王「良いじゃろう。何か欲しいものはあるかね?」
「……とにかく一週間暮らせる位の金と武器」
俺がそう言うと、王様は隣にいた人に取りに行かせる。
天「……夕闇君。どうして出ていくんだい?僕達はクラスメートじゃないか、一緒にこの国を救おうよ」
呆然と、俺に声をかける天川
「……どうしてって、俺みたいな足手まといがいると邪魔だろう?」
後、この世界を色々冒険したい。
魔王とかどうでもいいから、異世界を体験したい。
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