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なんて話をしていると、王様の側近が戻ってくる。
王「これがお金じゃ、2週間は生きて行けるじゃろう。後、武器じゃ。初心者ようじゃが大丈夫じゃろう。」
「分かりました。」
それを貰うと、俺は出口に向かって歩く。
王「____」
?「____」
王様が何かを話していたのに気付かずに
「うわぁ、でけぇ」
王宮を出ると、そこは賑やかな城下町だった。
色んな人が行き交う道、美味しそうな匂い
……グゥー
「……なんか食うか」
まずは食料調達だな。
「……何を食えばいいんだ?と言うか、この国の食べ物は上手いのか?」
独り言を呟きながら、城下町を歩く。
?「そこの変な格好のお兄さん!うちの料理食べていかない?」
変な格好のお兄さん?
キョロキョロ
俺は、辺りを見渡す……が、変な格好のお兄さんはいない。
?「そこのっ、今キョロキョロしているお兄さん!」
…………なるほど、俺のことか
俺は、誰に呼ばれているのか気になり更に辺りを見渡す。
すると、真正面に小さい男の子がこっちを向いて立っていた。
?「こんにちわっ」
「こんにちわ。ここは宿屋かな?」
その子の後ろの店を見てそう聞く。
?「そーだよ、お兄さんご飯食べてかない?」
ご飯かぁ
「ご飯だけでもいいの?」
?「うんっ、いけるよ!」
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