2章~どうやら異世界召喚らしいです~

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俺の願いが届いたのか、単なる偶然か 天「……皆、聞いてほしい。」 そう天川が呟いた。 そこまで大きな声ではなかったが、その声はよく通り皆静まる。 天「……確かに、僕達は勝手に呼び出された。けど、こんなに頼んでいる人の頼み……願いを断れるか?」 天川は皆に語りかける。 霧「………ったく、しゃーねーな。」 最初に発言したのは、霧影だった。 天「大和……」 このクラスのツートップがやるっつったんだ。 もう皆の意思は決まったも同然だった。 王「皆さん……っ、ありがとうございますっ」 ………はぁ、めんど 王「では、ステータスの確認をしますので少し待ってて下さい。」 そう言うと、王様は少し部屋を出る。 おぉ、ステータス 後ろで「きたこれきたこれ」と聞こえるのは気のせいだろう。……恐らく 王「待たせたの」 そう言って、戻ってきた王様はでかい水晶を持っていた。
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