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俺の願いが届いたのか、単なる偶然か
天「……皆、聞いてほしい。」
そう天川が呟いた。
そこまで大きな声ではなかったが、その声はよく通り皆静まる。
天「……確かに、僕達は勝手に呼び出された。けど、こんなに頼んでいる人の頼み……願いを断れるか?」
天川は皆に語りかける。
霧「………ったく、しゃーねーな。」
最初に発言したのは、霧影だった。
天「大和……」
このクラスのツートップがやるっつったんだ。
もう皆の意思は決まったも同然だった。
王「皆さん……っ、ありがとうございますっ」
………はぁ、めんど
王「では、ステータスの確認をしますので少し待ってて下さい。」
そう言うと、王様は少し部屋を出る。
おぉ、ステータス
後ろで「きたこれきたこれ」と聞こえるのは気のせいだろう。……恐らく
王「待たせたの」
そう言って、戻ってきた王様はでかい水晶を持っていた。
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