第1章

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「これ、 お兄ちゃんのでしょ」 「うん」  僕はありがとうといい、 ブックマークを掴んだが女の子の手からなかなか離れない。 「マヤちゃん!」  それを見かねた母親らしき女性が一喝すると、 マヤと呼ばれた女の子はブックマークから手を離した。
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