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1.爽やかな風と春の雪
1.
桜がきれいに咲くある春の日、
一人の青年がある田舎発のバスに乗っていた!
青年は窓側に座ってバスの窓の外から
そよそよ吹いてくる清々しい春の風を感じていた。
彼は初めての旅でとても浮かれていた。
ついに目的地まで到着をした。
都会から長い時間、バスに乗って少し疲れていた。
彼は気持ちよさそうに体を伸ばした。
「あ、気持ちいい~~~~」
都市と違う山村の新鮮な空気を大きく息をした。
深く呼吸をしていたら
まるで肺がきれいになるような気がした。
それから回りを見まわってみた。
町の風景は絶景だった。。
「うわ~~」
青年はまるで子供のような反応をしていた。
風に乗せて舞い散る桜の花びらに彼は目を奪われていた。
青年は手を伸ばしてみた。手のひらの上に桜の花が一葉が舞い降りた。
「きれい~~これは春の雪だね~!!」
そうだ。舞い落ちる桜の花びらはまるで冬に降る雪のようだった。
少しの間、それを鑑賞しようと思った。
その風景をみて疲れがいやせるような気がした。
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