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「なぁなぁ!あれ凄くね!?」
S田が指差すジェットコースターには、3人とも驚いた。なんと、前進する方向に背を向けて出発を待つお客さん達の姿が。
「あれ、乗ろうぜ。」
S田は、ニヤッとした顔でこちらをガン見する。俺とk谷はもちろん賛成をし、いざ並ぶが、なかなかの人の列と多さに驚いた。ここで3人とも実況を開始する。まずはS田が最初に口を開く。
「さてさて!見てください!このジェットコースター!!めっちゃ面白そうではないですかぁ!!。」S田、まるでUSJのガイドさんのような話し方だ。
次に俺が口を開く。
「見てください!このお客さんの人数!!とてつもなく多いですっっ!!。」
なんだか俺も、USJのガイドさんのような話し方になってしまっているではないか。
次にk谷が口を開こうとしたが、バタービールを美味しそうにゴクゴク飲みほしている姿しか、映せなかった。だがしかし、目線はスマホをしっかり見ていた。
ここでS田が、アトラクションを待っている間、しりとりをしないかという話になり、俺達2人は了解を得る。
スマホで動画を撮影中、俺達3人の熱いバトル、しりとり大会が勝手に開催されたのだ。じゃんけを3人でした結果、順番は俺、k谷、S田の順番となり、さっそくしりとり大会が開催されたのだった。
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