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「無理じゃないんですよ!先生!!こっちは自身のデッド・オア・アライブが、かかってるんです!お願いしますよ!」
「でもぉ~!そんな事でぇ、授業内容を変えるワケニハ~」
「そんな事っ!?生徒一人の生死がそんな事と言うたか?この胸か?それともこの
フルフルな狐耳が言ってんか?もしも~し!!聞こえてますか~?今度出す同人誌は
“狐耳ティーチャー!生徒に…”18禁にしようかな~?」
「キャアアア、止めて下サ~イ!」
「止めて下さいじゃないデスよ!こうなりゃ地獄は道連れ!先生の本で壁際配置の
大手サークルになってやりますよぉ!」
あたしの声が大きすぎた。ふと恐るべき視線に気が付けば、職員室の入口に九鬼とみぬきが立っている。恐らく保健室で休んでいたあたしの(誰が原因だよ!と思うが)様子を見にきたのだろう…みぬきが面白そうに、九鬼は冷たい顔と拳を握りしめている。
「あのくーさん…」
「…お願い…って言いなよ?ふぅ…」
「あの、その、お願い…」…
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