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私と寅と、娘の利香ちゃん♪
寅
の車は、
池袋東口のパルコ前に
停車していました！ハザードランプ・
非常停止灯を点滅させた、日産車のシーマ
Ｙ３０型モデルです♪カラーは、ゴールドの
フルメタリック塗装で、デュアルスラッシュ
オールステンのマフラーからは、重苦しい
排気音を轟かせてい
ました
♪
駅構内から地下を通り、パルコ前へと
階段を登る私♪──
携帯で彼と連絡を取りながら、足早に
歩を進める私♪──
『／分かったぁ♪凄いトコに
停めてるね♪(笑) ／』
私は助手席に乗り込み、満面の笑みを
彼に向けました♪
彼も笑みを返し、足元のサイドブレー
キを解除して、Ｙ３０を発進させました。
「今日は、どんなプランなの？」
私は、憂いの眼差しを彼に投げ付け、
囁く様に訴えました♪
「そうだな、先ずモーニングをして
映画を観ようか.......
今月は面白い映画、いっぱいあるん
だろ♪」(笑)
「ＯＫ♪其の後は？」
私
は、意味深な
言葉で熱い視線を彼に
送りました♪彼の言葉は濁らされていまし
たが、やはり、思いは私と同じ様です♪
「........ねぇ、初めて逢った日の事、
覚えてる♪」(笑)
「覚えてるよ.........此処だろ♪」(笑)
「うん♪....マックの前で御対面して
手繋いで歩いて、ケンタでランチして
映画観たよね♪
今日もしようか♪
手繋いで歩くの........」(笑)
私
の唐突な
促しに、彼は思わず
ブレーキを踏み、Ｙ３０を急停車させてし
まいました！其の衝撃で私達の躰は前のめり
となり、危うく私はダッシュボード、彼はハ
ンドルに頭や額を打ち付ける寸前でした！
後続車が居れば事故に
繋がる所
でし
た。
「威かすなよ......」
「ご....ごめん......」
再
びＹ３０を
発進させ、春日通りから
サンシャイン６０方面へと曲がりました！
ドトールカフェで、サンドイッチのセットを
注文して、のんびりとした時間を過ごす私達。
「九州はどうだった....？」
「さすがに疲れたね....
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