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私
はハ
ーブ湯の
湯槽に首まで浸かり、
寅の心の中に訴える様に呟きました♪
一時後、寝室にあるドレッサーの前に立ち、
躰に巻いていたバスタオルを外し、全裸とな
りナイロン地のショーツ。Tバックではあり
ませんが、オシャレなGG柄のグッチパン
ツを履き、ブラは着けずに
鏡の前に其の
裸体を
映し
て
腰
を落とし
ました♪ボディク
リームの瓶を取り、掌に数
量落とし肌に塗り込んで行く──
ボディケアを終え、裸の躰に就寝具
のネグリジェを纏って、ベッドに潜り
込みました。携帯電話を枕元に置き、
英会話のテキストに目を通す私──
時を刻む時間の音だけが、
静まり返った寝室
内に響き
ます
!
時刻は、午後11時過ぎ──
そ
ろそ
ろ寅からの
お決まりのお休み
メールが入って来る♪と、案の定、
計った様に彼からのメール受信音が鳴り、
彼の好きな、MISIAの『BACK BLACKS』です。
『/1日お疲れさん♪
明日、お嬢と逢うって♪
喜んでたよ♪ /』
『/うん♪
お昼に会ってランチしよ
うって、約束したの♪ /』
『/らしいね.....
スマンね、父親の俺がか
まってやれなくて、智に
まで負担かけて…… /』
『/ん~ん♪
私が好きでした事だから
貴方の責任じゃないよ♪
何時頃帰れそお? /』
手
慣れ
た手付き
でメールを打つ私♪
彼は明日の商談の手続きが済み次第、
宮城に居る知人と逢い、夕方か夜の新幹線で
帰ると促して来ました♪──
私は了解して、お休みのメールを打ち送信
ボタンを押しました♪
『/分かった♪
じゃあ、明日、利香ちゃ
んとランチして来るね♪
おやすみなさい♪チュッ♪ /』
携帯電話を閉じ枕元へ置き、欠伸を吐いて
瞼を閉じる私──
時刻は、午前零時を回っていました──
10
月最終の
週末は、午後から雨と
なりました。私は、秋の装いのファッショ
ンに身を包み、雨に変わった新宿を歩いてい
ました♪黒いベルベットのジャケット、クラ
ッシュデニムのジーンズ♪
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