宇津木 流樹 ウツキ ルキ

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食事の時も妄想というのは大いに役立つ。 ごはんにマヨネーズをかけただけの食事も妄想の中ではステーキに変身したりハンバーグに変身したりと忙しいのだ。 1人で食事を取るときには女の子が隣にいる設定で会話しながら食べるのだ。心の中でだが えへへ 樹君の卵焼き美味しそう あーん…して? じゃあ美香…肉じゃがを食べさせてくれないか? とても美味しいよ 美香の料理…毎日食べれたら幸せすぎて死ねるよ俺 なんて毎回妄想しているのだ。 グフフやウヘェなんて変な事を口走って社内の女子に白い目で見られた事は両手では足りない それが悲しいかな俺の日常だ。
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