呪いの神様と億万長者妄想大好き男

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邪魔されたと感じた…楽しい夢が台無しだ。 間も無く朝がやってきたがまるで自分の心を表すかのような曇天だった。 雲はまるで踏み固めた雪のように重く空全体を覆い尽くし今にも雨が降りそうだ。 最悪な1日は始まった。 電車では女性専用車に間違えて乗り冷たい視線が突き刺さったし立ち寄ったコンビニでは傘を盗まれてびしょ濡れになるし… しかも1日の終わりにはまたあの神様がまた美人と入れ代わった夢を見たのだ。 しかもその次の日もみた。もう最悪だ。
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