宇津木 流樹 ウツキ ルキ

2/6
前へ
/25ページ
次へ
俺の朝は素敵なバルコニーで美人な妻と可愛い子どもと飼い犬で優雅に朝食をたべるところから始まる。 妻は料理が上手くて毎朝洒落た朝食を作ってくれるのだ。とても愛してる。アイラブユーだ。 妻の作る朝食を食べると力が湧いてくる。幸せだ。 …というのは俺お得意の妄想で実際は1kの部屋で生活をしているのだ。目を閉じると美人な妻、可愛い子ども、可愛い犬、力が湧く朝食がありありと目に浮かぶのだが目を開けると殺風景な男の部屋がそこにある。悲しくなるのだがやめられない。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加