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彼の唇が重なった。舌を舐められるとユーリエは口の中まで抱かれているようなそんな錯覚までしてしまう。口も、蜜壺もコンセイトで満たされ、きつく抱きしめられている状況に彼女の腰の奥が何度も甘く疼いた。それと同時に蜜が溢れるのを感じ、彼の腰の動きも先ほどよりは滑らかになる。
密着したままずっ、ずっと腰を何度も軽く打ちつけられ、痛みがだんだんなくなってきたように彼女は思えた。
「っは……そろそろイクっ……ごめん……」
唇を離され更にきつく抱きしめられて、彼は腰を激しく使い始めた。
「あっ、あっ……」
受け入れている場所がこすれてひりひりするのに、何故かある場所をコンセイト自身が擦るたびに熱が溜まっていくようだった。やがて彼の腰の動きがピタリと止まり、ぐぐっと一際強く腰を打ちつけられた。
「っはー、はー、はー……」
びくびくと彼自身が何度か震え、力を失う。あまりの生々しさにユーリエは目をぎゅっとつむった。ちゅ、ちゅと目元、鼻、口元に口づけを受けて、彼女はそうっと目を開いた。コンセイトは汗で張り付いた髪を無造作にかき上げた。そのしぐさのあまりの色っぽさに彼女の腰の奥がまたきゅんと疼いた。
「っっ！？」
何故かコンセイトが一瞬苦しそうな顔をする。
「……イったばかりはこうなるのか……ユーリエ、締め付け禁止……」
「え……？ なに？」
甘い掠れたような声にまた彼女の奥が疼いてしまう。
「……っっ！ ……ユーリエ」
「……え？ え？」
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