1.王弟殿下に求婚されました

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 元々彼女は『運命の人』に出逢うまでという期間限定の婚約者だった。そこにレンスロール公爵のどんな思惑があろうと、仮の婚約者がどう思おうとと彼には全く関係がなかった。そんなことよりも彼はできるだけ早くその腕の中に『運命の人』を閉じ込めたくて仕方なかった。
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