プロローグ

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『君はもう死んで、意思なんて存在しない。……だけど、君にはどうしても頼みたい。君じゃないといけない理由があるんだ。』 「………その理由は?」 『それはまだ答えられない。だけど、どうしても君に頼みたいんだ……頼む……』 仮にも人間界じゃ神様だなんて崇められてる(恐らく)そんな人物が何故俺なんかにここまで、そこに興味が湧いた。 気まぐれかもしれないし、もう死んでいる…と、他人の言葉で言われたからかも知れない。 もしかしたら、こいつの洗脳かも。 けど俺は恐らく、半分諦め、半分暇つぶしで考えて、……受けることにした。
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