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その後、色々な事があり過ぎてオーバーヒート気味の頭を冷やす為、創は朝まで眠った。
目が覚めてからは、ひたすらにギターをかき鳴らし続けた。
自分でも驚くほどのスピードで作詞作曲をこなし、ひとつの歌を完成させた。
今までのような哲学的で難解なだけの歌ではない。
たったひとりの女性への感謝、それだけをストレートに込めた歌だった。
完成したらすぐさまカメラを回し、その前で、出来たばかりの歌を歌い切った。
撮り終えた動画ファイルはメールに添付し、三上ライムの宛先へ返信した。
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