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何故だ。何故いつも世間は、俺の事を理解できない。
考えている事も、やっている事も、何も間違っていないはずなのに。
俺に才能が有り過ぎて、世間の理解が追い付かないのか、それとも――。
いや違う、そんなはずは無い、そんな事はあり得ない。
創は、部屋の隅でほこりを被るギターケースに目線を送った。
視聴者の興味を少しでも惹けるなら、あれを使うべきか。
いや、あれは今後一切使うまいと決めた。
あんな想いは、もう二度としたくない。
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