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朧は、自分の前で繰り広げられた会話についていく事ができない。
分かった事は、いま自分がやろうとしている事は、普通の人が決して足を踏みいれていけない禁断の扉への入り口。
そして、零くんの中にあるもう一つ「ゼロ」。
「ゼロ」は、零くんとは違い、人を傷つける事に、なんの躊躇いすら感じない。
けどそれは、本人格である零くんを危険から護る為。
そんな二面性を持つ零くんのことを野口さん達は、優しく見守り、時に、厳しく指導する。
まるで、本当の家族みたいに。
そして、零くん自身もそんな野口さん達のことを心の底から嫌味を言いながらも慕っている。
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