お気に入りのあの店にはもう行けない
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お気に入りのあの店にはもう行けない。 昔、何度もあそこで団子を食べた、お茶を飲んだ、あの小さなお店の中で、僕は座って、彼女の出してくれる団子をーーあれはもう食べられない。 当時だって食べられなかったんだけど、本当はーー公園の砂場、泥団子と空のコップ、たとえ偽物でも、僕はあの店が好きだったと、今でも懐かしく思う。
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