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「あら?ナポツーちゃん!元気ぃ?」
このトリーミングショップ『ジュジュ』を錐揉みしている、トリマーのおばちゃん。
私へのトリーミング。
至福の時・・・
ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき、ちょき。
さっさっさっさっさっさっさっ。
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく・・・
ごしごしごしごしごしごしごしごし。
じゃーーーーー。
ごしごしごしごしごしごしごしごし。
ぶぉ~~~~~~~~~!!
さっさっさっさっさっさっさっ。
気持ちいいいいいいぃぃぃぃぃ!!
あ~~~~!!極楽極楽ぅぅぅぅぅぅ!!まるで天国に居るみたい。
ここだけの話なんだけどねえ、
私が、ペットショップの売れ残り上がりで特価で売られていて、数日で処分される寸前に今のパートナーが買い取ってくれて・・・それを仲介してくれたのが、このおばちゃんなの。
だから、トリマーのおばちゃんは命の恩人よ。
パートナーが私をアジリティ競技に出したいと言って、それを支援してくれたのもおばちゃん。
おばちゃんは、私が競技に出場する度に、必ず応援に駆け付けてくれるの。
おばちゃんの姿を見かけると、私は頑張れるのよ。
おばちゃんが居るから、私は頑張れたわ。
おばちゃんが居るから、此処まで来られたわ。
あの店に来れば、あのおばちゃんに逢えると思うと毎日が愉しいわ。
そして、この前のアジリティ大会の日のことだったわ。
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