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だけど死ぬ勇気なんて微塵もない。
1日が過ぎるたびに生きるという罪悪感。
1日が過ぎるたびに死が近づく恐怖感。
そんな毎日。
苦痛な日々。
そんな僕に近づいてくる人は、下心がある人ばかりだった。
時には、お金を奪われて……
時には、ストレス発散のために殴られて。
僕は、その人たちと距離を置くことにした。
少しずつ少しずつ距離をおいた。
そうやって人と距離をとっていくうちに僕は気づいた。
僕は、ひとりぼっちだと言うことに……
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