08;ロゼッタとル-ドヴッヒ(本編終了)

3/11
789人が本棚に入れています
本棚に追加
/270ページ
「我々が写っているのか?」 「一つは私の目線、3つは私やその周りを近くからや遠くから見ます、貴族の方たちもスタンピートの前線を見たことないでしょう?是非恐怖を体験してみてください、かなり残酷なな場面も見えると思います、側室の方たちは退場された方が良いでしょう」 「いえ、ロゼッタ様、私たちも見ます」 「しかし・・・あぁ、泣かないでください、本当に大丈夫ですから」 「騎士の方や軍属の方たちには感想とアドバイスを、実は戦闘は全て自己流なので」 そう言うとドレス姿だったロゼッタは、緑の戦闘服に瞬時に着替えた 皆ビックリしていたが、一人、首を傾ける 「どうしました?ジョアンナ様」 「自衛隊みたい、うーん何かが足りない・・・あっ、手榴弾」 「ああ・・・それ良いですね、今度作りましょう」 大きく深呼吸をした 「あっ、それと戦闘中の音も聞こえるのですが、私の独り言は気にしないでくださいね」 そう言って国境警備の駐屯地に移転した 「ジェイド警備隊長は居ますか?」 「だれだお前は、怪しいな」 「ロゼッタ様?」 気配を察知した隊長がすぐ現れた 「え?誰?」 戸惑う、新人らしき警備兵 「ジェイド警備隊長、討伐に来ました」 「聞いてましたが、見事に緑ですね、仮面よりは良いですが、状況報告をしますのでこちらへ」 「・・・・」
/270ページ

最初のコメントを投稿しよう!