789人が本棚に入れています
本棚に追加
/270ページ
「我々が写っているのか?」
「一つは私の目線、3つは私やその周りを近くからや遠くから見ます、貴族の方たちもスタンピートの前線を見たことないでしょう?是非恐怖を体験してみてください、かなり残酷なな場面も見えると思います、側室の方たちは退場された方が良いでしょう」
「いえ、ロゼッタ様、私たちも見ます」
「しかし・・・あぁ、泣かないでください、本当に大丈夫ですから」
「騎士の方や軍属の方たちには感想とアドバイスを、実は戦闘は全て自己流なので」
そう言うとドレス姿だったロゼッタは、緑の戦闘服に瞬時に着替えた
皆ビックリしていたが、一人、首を傾ける
「どうしました?ジョアンナ様」
「自衛隊みたい、うーん何かが足りない・・・あっ、手榴弾」
「ああ・・・それ良いですね、今度作りましょう」
大きく深呼吸をした
「あっ、それと戦闘中の音も聞こえるのですが、私の独り言は気にしないでくださいね」
そう言って国境警備の駐屯地に移転した
「ジェイド警備隊長は居ますか?」
「だれだお前は、怪しいな」
「ロゼッタ様?」
気配を察知した隊長がすぐ現れた
「え?誰?」
戸惑う、新人らしき警備兵
「ジェイド警備隊長、討伐に来ました」
「聞いてましたが、見事に緑ですね、仮面よりは良いですが、状況報告をしますのでこちらへ」
「・・・・」
最初のコメントを投稿しよう!