789人が本棚に入れています
本棚に追加
/270ページ
大聖堂に大きく響いた声
「スタンピートです」
「ロゼッタ?」
「国内ではないのでしょう」
「隣国カザルフ帝国内で発生、こちらに向かっているという情報が入ってきました、上位種レベル、規模不明です」
「王様、私が行ってまいります」
「しかし、この前のこともある」
「もう、あんなことはありませんわ、もう3ヶ月経っております、体力魔力も回復済ですわ、それに」
ニコッと笑いかける
ロゼッタの周りの精霊が実体化していく、前と違う神々しい大人に見えるその姿、
「本来の姿ですわ全超級精霊が揃ったので、能力は10倍、魔力も10倍になってます」
「しかし先ほど大きな魔法を使ったばかりでは?」
「先ほどの魔法は殆どミラージュ様の力ですわ、私は少し補助しただけ、魔力は殆ど減ってません、もともと彼女が、教皇に言われて封印したものですからね」
「ロゼッタ様、例の物倉庫に入れてあります、いつでも使えます」
そう言ったのはマリエッタ
「そうね、ご心配なら戦う様子を見ていただきましょう」
「どういうことかね」
ロゼッタは転移魔法でマリエッタとの共同開発、投影機と監視眼(アイ)を出して設置する
目の前に4つのスクリーンが現れる
監視眼(アイ)が宙に浮くと集まっている人たちを写す
最初のコメントを投稿しよう!