08;ロゼッタとル-ドヴッヒ(本編終了)

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大聖堂に大きく響いた声 「スタンピートです」 「ロゼッタ?」 「国内ではないのでしょう」 「隣国カザルフ帝国内で発生、こちらに向かっているという情報が入ってきました、上位種レベル、規模不明です」 「王様、私が行ってまいります」 「しかし、この前のこともある」 「もう、あんなことはありませんわ、もう3ヶ月経っております、体力魔力も回復済ですわ、それに」 ニコッと笑いかける ロゼッタの周りの精霊が実体化していく、前と違う神々しい大人に見えるその姿、 「本来の姿ですわ全超級精霊が揃ったので、能力は10倍、魔力も10倍になってます」 「しかし先ほど大きな魔法を使ったばかりでは?」 「先ほどの魔法は殆どミラージュ様の力ですわ、私は少し補助しただけ、魔力は殆ど減ってません、もともと彼女が、教皇に言われて封印したものですからね」 「ロゼッタ様、例の物倉庫に入れてあります、いつでも使えます」 そう言ったのはマリエッタ 「そうね、ご心配なら戦う様子を見ていただきましょう」 「どういうことかね」 ロゼッタは転移魔法でマリエッタとの共同開発、投影機と監視眼(アイ)を出して設置する 目の前に4つのスクリーンが現れる 監視眼(アイ)が宙に浮くと集まっている人たちを写す
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