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作戦用テントの中に地図を広げる
「斥候が先ほど戻ってきました、上位種はAランク5体、魔獣の数は2000程と報告が入っております、西の方から此方に向かってきています、我々の方に向かってきているようです」
「2000か、なるべく逃がさないようにするけど、逃したらよろしく」
「手練れを招集してきましたから、お任せください、近隣の村は避難完了しております、ロゼッタ様の指導の下、非難訓錬をしてきたおかげで大変スムーズでした」
「大きい魔法使うので誰も近づかないように」
「わかりました」
宙に浮くロゼッタ
西に向かって飛ぶ、・・・・・暫くいくと
”ごごー、ぐごーガオー”
とうめき声を上げながら進行する魔獣の群れが見えてきた
「さて、一発ぶっ放しますか!、”炎の背霊よ風の背霊よコロナの如く炎の鉄槌を”」
上空に炎の玉が出来る、その周りを風が舞う
「いっけぇ!」
竜巻が炎を纏って魔獣の群れを襲う
グギャー、ゴオウワァ断末魔の叫びが轟く
「くっさっ・・・魔獣の焼けるいやな臭い、上位種残ってるし、やねぇ、なぜあの魔獣、”トゥース”ポーズ取ってんのよ意味あんの?あぁ、あの格好で詠唱してるのか、詠唱長わ!」
双剣を持つと上位種の背後に転移、剣で切り刻む、詠唱が止まった、大検を振るってきたがすいっと避けると、片方の剣で喉を突き刺した、距離を取り炎の魔法を放ち焼切る
「ふぅ~、1体1は楽だわ・・・あっちは固まってる~やめてよね、熱い視線送るの!突き刺したくなっちゃうじゃん」
短剣を数本手に持ち、3体固まっている目の前に移転、短剣を目に刺す
「ちっ1本外れた!」
ぐぎゃー
と苦痛の声を出す魔獣、見えないので大剣を振り回す
大剣に持ち替えてぶんぶん振り回す魔獣を眺める、一瞬の出来事だった、振り回す大検を受け止めながら魔獣の懐に入ると胴体を真っ二つに次々に3体を倒す
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