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いつも、考えていることがある。
それは、授業がだるいとか、いつも口先から出る適当な合わせ文句みたいなことじゃなくて。
それは、あいつらのことが本当は嫌いとか、一部の人にしか言えないようなちょっとした本音じゃなくて。
自分の中に常に巣食う、思い
自分の中に常に巣食う、不安
そういうものだと思う。きっと僕だけじゃ無いんだと、そうやって自分を落ち着かせないとやっていけないような思いだ。
ただ、引かれるとわかっていても吐露してしまいたいくらいには辛い思いだ。
この思いを聞いた人のことなんて考えず、吐き出して、その人と心中したいくらいの思い。
君は無いのか?そんな思いは?核心に触れようとすれば手先が震えて冷たくなるような思いは?楽しい時間じゃ満たされない、気持ちは?
それだけだ、言いたかったのは、伝えたかったのは。
君に伝えたかったのは。
それで、こう返して欲しかっただけなんだよ。本当なんだ。
「私にもそれぐらいあるよ」
って、笑顔じゃなくても、怒った顔でも、虚ろな目でも。
いつもみたいな、耐えて耐えて感情を押し殺す顔が見たかったわけじゃ無い。
あんな答えが聞きたかったんじゃ無い。それじゃ話した意味がない。
こんな思いを吐露した意味がない。
やめてくれ。口下手なんだよ、僕。
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