『あったかい君と』~熱い体温編part5~

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『あったかい君と』~熱い体温編part5~

目を覚ますと、そこにはカーテンで囲まれていた。 渚(ここは、、、保健室か。) なんで俺、保健室に、、、?よく思い出そうとすればするほど霧がかかったみたいでうまく思い出せない。頭が重い。その時、保健室の外である声が聞こえた。 「悠真かわいそー、」 「なんかいつも世話焼いててさー、」 っ、、!!!!!、、、、ごめんな、悠、、、。 そうして、俺は意識を落とした。 次に俺が目を覚ましたのは、自宅のベッドだった。この静けさだと親は帰ってきていないようだ。重い身体を起こして辺りを見回すと、そこには眠った悠がいた。 渚(まさか、俺は、、あいつに運ばれて、、、。) また迷惑をかけてしまった。 悠『んん、、、。』渚「!」悠『あ、渚起きた?大丈夫?何か飲む?』 相変わらず優しいあいつが、そこにいた。 渚「悪い、、俺のせいで。。」 悠『、、、今は休みな。俺、ポ〇リ取ってくる。』そういって、あいつは部屋から出ていった。顔を布団に埋めると、涙がでてきた。熱のせいなのか。どうしても涙を堪えきれず、俺は声を押し殺して泣いた。 渚(俺のせいで。俺はあいつのお荷物だ。。) 俺がいなければ、、あいつは。。 ガチャッ 渚「!?」 悠『渚?なんで、、泣
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