告白

1/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ

告白

ある男が、ある特別な女に恋をした 学校の裏でそのことを伝えると 女は下を向いて走り去ってしまった 男は校舎に向かって歩みを進めたが つらくなり木に寄りかかった 『ああ、もう死にたい』 と男はつぶやいた 彼女はこういう事を人に話すタイプではない それだけが救いだと男は考えていた 寄りかかったのは、樫の木だった 樹齢は16年程度 女の名前を、まこと言った
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!