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「でもさあ、俺、まだ25だぜ?本気で、30後半のオバサン、相手するわけないっしょ」
「あれくらいの年齢ってさ、自分の衰えに焦ってるから」
「って言ってもさ、既婚者だぜ。離婚するから結婚してってあり得ないっしょ」
「まあな。まさか、だよなw」
「しかも、俺のこと、タッくん、タッくんって呼んで気色悪い」
「タッくんw誰も呼ばねえw」
「自分の彼女も、タクヤとしか呼ばないのにな」
「んで、どうやりすごしたのよ」
「結婚してって言われたから、無理って言った」
「それで?」
「そしたら、アイツ、駅で大泣きして、俺を責めた」
「は?マジかwご愁傷さまw」
「大きな声で、アタシのこと好きだって言ったじゃんとか、どれだけ貢いだと思ってるとか」
「そう言えば、あのオバサン、うちのホストクラブ通うのに、スナックかなにかでアルバイトしてたんだっけ?」
「ああ。キャバ嬢でアルバイトしようと思ってたらしいけど、さすがに無理だったらしいw」
「だよな。いくら若作りしても、あの顔と体型じゃあw」
「ああ。それも、別に俺が頼んだわけじゃねえし」
「だよな」
「アイツが勝手にうちの店に通いたくて始めたんだし、俺が欲しいって言った物も、勝手にアイツが買ってくれたわけだし」
「なんだよ、おねだりまでしてたのか?」
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