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シルフィーは奥の豪華なソファーに戻っていく
クレリス=クレイ
「はぁ…ソルシエ、ラーナへの
依頼報告は二人で行こう…
その前に…だ、セドリック市師(イチサキ)の
手配書を見ていけ
兎人族(トジンゾク)の住み処はこのギルド街(ガイ)
から離れた郊外にある…
道の途中でセドリックと鉢合わせする
かもしれないからさ
ほら、こっちだよ…」
クレリスは座っていた椅子から立ち上がり
クエストボード横の壁に貼ってある
お尋ね者一覧の前まで案内してくれた
お尋ね者はいろいろいるようだが
一枚だけ目立つ所に貼ってある手配書があるな…
貴族服にモノクルを片目につけた
オッドアイの男がその手配書には写っていた
この背景…どこかの丘か…?
クレリス=クレイ
「こいつだよ、セドリック市師(イチサキ)
人ならざる者という異名が…二つ名があるんだ
現在、Lv250なんだってさ…
オレなんてまだLv57だし勝てる気がしないんだよね
だから、生け捕りっていう
選択肢があるわけだけど…」
Lv250…俺のLvは53だ…まあ、生け捕り
ぐらいならなんとかなりそうだが…
胸に手をあてて笑う手配書のセドリック
写真なのに見下されてる気がして腹が立つ。![image=507800862.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/507800862.jpg?width=800&format=jpg)
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