第Ⅱ章{初のギルドクエスト}

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シルフィーは奥の豪華なソファーに戻っていく クレリス=クレイ 「はぁ…ソルシエ、ラーナへの 依頼報告は二人で行こう… その前に…だ、セドリック市師(イチサキ)の 手配書を見ていけ 兎人族(トジンゾク)の住み処はこのギルド街(ガイ) から離れた郊外にある… 道の途中でセドリックと鉢合わせする かもしれないからさ ほら、こっちだよ…」 クレリスは座っていた椅子から立ち上がり クエストボード横の壁に貼ってある お尋ね者一覧の前まで案内してくれた お尋ね者はいろいろいるようだが 一枚だけ目立つ所に貼ってある手配書があるな… 貴族服にモノクルを片目につけた オッドアイの男がその手配書には写っていた この背景…どこかの丘か…? クレリス=クレイ 「こいつだよ、セドリック市師(イチサキ) 人ならざる者という異名が…二つ名があるんだ 現在、Lv250なんだってさ… オレなんてまだLv57だし勝てる気がしないんだよね だから、生け捕りっていう 選択肢があるわけだけど…」 Lv250…俺のLvは53だ…まあ、生け捕り ぐらいならなんとかなりそうだが… 胸に手をあてて笑う手配書のセドリック 写真なのに見下されてる気がして腹が立つ。image=507800862.jpg
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