第Ⅱ章{初のギルドクエスト}

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だが…顔は覚えたぞ クレリス=クレイ 「さて、それじゃあ行こうか 兎人族の住み処に…」 クレリスは依頼書と ラーナの宝石を持って街に出た 街中を進んでいくと 街人達の話し声が聞こえた… 街人A 「知ってるか? あの、セドリック市師(イチサキ)の事なんだが…」 街人B 「セドリックが凄腕暗殺者(アサシン)だって ことは知ってるぜ その、セドリックがどうした…?」 街人A 「最近は世界樹、エルムンドの幹に 出没するらしいんだ…」 街人B 「マジか…目撃情報があるんだな…」 世界樹、エルムンド… 嗚呼!この街から出た所にある 大草原のど真ん中に根を張る ばかでかい大木の事か クレリス=クレイ 「世界樹のそばでなにしてんだかな…」 俺はクレリスに視線を向けた… 俺 (ソルシエ・マージ) 「確か、世界樹って世界全土に 生命の力を与えてるんだったよな…? 生命がこの世界で生きていけるのは 世界樹エルムンドのおかげだと聞いたが…」 俺達は郊外に向かって進む クレリス=クレイ 「ああ、そうだよ…ソルシエ 世界樹はスゴいんだ!」 まあ、そうだろうな… それはなんとなくわかる気がする
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