第Ⅱ章{初のギルドクエスト}

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そんな他愛もない話をしていると 遠くにドーム型の家が見えてきた… あれが、兎人族(トジンゾク)の集落か? クレリス=クレイ 「見えてきた… あれが兎人族の集落だ、ソルシエ」 やはりそうか… 俺 (ソルシエ・マージ) 「そうだろうとは思っていた…」 俺達はその集落に入る… 2足で歩く135㎝ぐらいの兎がたくさんいた 耳が垂れてるやつと 上にピーンと立ってる奴がいる どれがラーナなんだ… クレリス=クレイ 「あ、すいません… ラーナを探してるんですが」 近くを通りがかった耳が上に立ってる 兎人族に訊くクレリス… 兎人族① 「ああ、ラーナなら真ん中の… ほら…あの家にいるよ」 クレリスは礼を言った クレリス=クレイ 「あの真ん中のがラーナの家なんだとさ…」 俺はクレリスの後に続き その家の扉をノックするクレリス… 「はーい、今行きます!」 扉を開いて出てきたのは 前髪で顔が隠れた垂れ耳兎 クレリス=クレイ 「キミがラーナかい?」 その兎人族は頷いた クレリス=クレイ 「よかった…ほら、これ。」 クレリスはラーナに俺が取り返した宝石を渡し ラーナはそれを受け取って こちらを見上げながら微笑を浮かべた。image=507812495.jpg
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