第Ⅱ章{初のギルドクエスト}

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クレリス=クレイ 「ああ…心配だなぁ…」 盛大なため息をつくクレリス 俺 (ソルシエ・マージ) 「ため息つくと幸せが逃げるぞ お前の幸せが10あったとしたらすべて逃げてる もはやマイナス値だろ 吸った方がいいんじゃないか?」 オレはちらりとクレリスに 視線を向けてから再び正面を向いた クレリス=クレイ 「う、うるせーわ!」 オレは鼻で笑いながらも 先を進みギルド街に入った そのまま、妖術ギルドに入る… 「おう、帰ってきたか二人とも… 新しいクエストが来てるぞ。」 ギルドマスターのシルフィーは奥の 豪華な一人用ソファーから俺達を見ていた とりあえず一休みしてから 次のクエストを受けよう… 俺とクレリスは壁際に設置されてる 椅子とテーブルに向かい合うように座る クレリスは弓矢のメンテナンスを始めた 俺の武器にメンテナンスは必要ない ちょっとした食事を与えれば良いだけのこと… 生体兵器デーモンクィーンロッド… レアリティ40の長杖 この武器は実際に存在する高レベルの デーモンクィーンの素材で造られている この長杖を入手するため 何度、デーモンクィーンを倒したことか… 俺は何度も死にかけていた。
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