18人が本棚に入れています
本棚に追加
/120ページ
クレリス=クレイ
「ああ…心配だなぁ…」
盛大なため息をつくクレリス
俺
(ソルシエ・マージ)
「ため息つくと幸せが逃げるぞ
お前の幸せが10あったとしたらすべて逃げてる
もはやマイナス値だろ
吸った方がいいんじゃないか?」
オレはちらりとクレリスに
視線を向けてから再び正面を向いた
クレリス=クレイ
「う、うるせーわ!」
オレは鼻で笑いながらも
先を進みギルド街に入った
そのまま、妖術ギルドに入る…
「おう、帰ってきたか二人とも…
新しいクエストが来てるぞ。」
ギルドマスターのシルフィーは奥の
豪華な一人用ソファーから俺達を見ていた
とりあえず一休みしてから
次のクエストを受けよう…
俺とクレリスは壁際に設置されてる
椅子とテーブルに向かい合うように座る
クレリスは弓矢のメンテナンスを始めた
俺の武器にメンテナンスは必要ない
ちょっとした食事を与えれば良いだけのこと…
生体兵器デーモンクィーンロッド…
レアリティ40の長杖
この武器は実際に存在する高レベルの
デーモンクィーンの素材で造られている
この長杖を入手するため
何度、デーモンクィーンを倒したことか…
俺は何度も死にかけていた。
最初のコメントを投稿しよう!