第Ⅱ章{2回目のギルドクエスト}

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デーモンクィーンの防具は女性ものだ… 俺が着たらただの変態になる 俺 (ソルシエ・マージ) 「馬鹿にするな あれは女性ものだ… 分かってていってるのか?」 俺は隣を歩くシーフを軽く睨んだ シーフ・シルリス 「フン…」 鼻で笑われた…まあいい… そうこうしてる間に 討伐クエストの対象がいる岩窟前についた この中にナーガ達がいるんだな 俺達は無言で岩窟内に入る… 中はひんやりしていて薄暗いな 真っ暗ってほどではないが 足場は悪い…慎重に進まなければ… しばらく無言で岩窟内を 進んでいると広いところに出た その奥には下半身が蛇のナーガ達がいる シーフ・シルリス 「フン…なかなかの大物だ こいつらの蛇皮と尾っぽの宝石… 高く売れるんだよなぁ… 絶対に仕留めてやろう」 ナーガ達は振り向いた… 雄のナーガ達は俺達を睨んでいるが 真ん中の雌だけは微笑を 浮かべている可愛らしいな… ①ナーガ♂ 「おれたちの…なわばり! 入ってくるな!」 ②ナーガ♂ 「シュルルルル…」 2匹の雄蛇が雌蛇の後ろから こちらを睨み続けている 俺は雌のナーガに目を奪われていた インキュバスの本能が騒ぐ… 少しだけでいいんだ…触れてみたい……image=507863634.jpg
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