第Ⅱ章{2回目のギルドクエスト}

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俺が雌のナーガに引き寄せられるように 歩き始めるとその横を疾風が通る そう、シーフが真っ先に 雌のナーガに飛びかかっていた 俺 (ソルシエ・マージ) 「バカ野郎!やめろ!シーフ!! クィーンディフェンスカウンター!」 魔力で具現化したデーモンクィーンは雌のナーガを 両腕と体全体で包み込みシーフの攻撃に対して カウンターを倍で返した… シーフ・シルリス 「ゴフッ…!」 これは本来仲間を敵の攻撃から護るシールドカウンター だが、俺はその防御魔法を敵に使った… シーフは岩窟の地面を転がり 広い場所の出入り口近辺でクローを突き立てる ふう…あいつが使ってる武器は サーベルドラゴンの素材で造り出された レアリティ50のツインモーニンググローリー そんな武器で斬りつけられたら 致命傷は免れない…危険すぎる! 雌のナーガは俺を唖然と見つめ 雄のナーガ達も何度かまばたきをしていた 立ち上がったシーフは獣化しやがったな… シーフ・シルリス (獣化) 「オイ、ゴラァ…ソルシエ、オマエ… イマ…ワタシニナニヲシタカワカッテルヨナ? ワタシタチハナカマダロ、ナゼウラギル! ワオォォォン!」 遠吠えをしてから低く唸るシーフ…image=507863881.jpg
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