第Ⅲ章{お尋ね者のセドリック}

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第Ⅲ章{お尋ね者のセドリック}

俺達は茂みから隠れ遠目から セドリックの様子を見ている… セドリックは相変わらず世界樹エルムンドの 青々しく生い茂る葉を見上げていた 奴が着てる貴族服…レアリティ80の クリムゾンデススパイダーの防具!? やっばいな…クリムゾンデススパイダーは 相当、ヤバいモンスターだ… 防具を作れるぐらいの素材を集めるのは きっと大変だっただろうな 俺達はいそいそと茂みに隠れて ギルド街に戻ろうとしたとき… 「そこに、隠れてる二人…出てきたまえ…。」 !? ば、ばれた…俺達は茂みから 出てセドリックに向き直る セドリック 市師(イチサキ) 「見たところ低Lvな 妖術師(ソーサラー)と盗賊(クレフティス)… 貴様達、私になにかようか?」 セドリックはこちらに顔を向けてきた セドリック 市師(イチサキ) 「ああ…そうか、分かったぞ 私を倒しに来たんだな? 誰の差し金だ…?」 俺とシーフは顔を見合わせる… シーフ・シルリス 「ワタシ達は別に…」 セドリックが顔を上に向けて笑い 深紅の短剣…クリムゾンエスパーダを取り出した セドリック 市師(イチサキ) 「別に…だと?私と殺り合いたいなら そう言いたまえ、相手になるぞ…?」 ぐぬぬ…こいつに勝てる気がしない……image=507916806.jpg
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