第一章 「僕の純潔を返せっ!」

4/22
前へ
/207ページ
次へ
これはひとえに美しい女性と素敵な時間(・・)を共にしたい、というエロく不純な動機のなせる業である。 おっと、話しが脱線したので元に戻そう。 結局、何が言いたいのかというと、個性などというものはその程度の事なのだ。   だから僕はいつものように心の中でこう叫ぶんだ――。 没個性上等、普通最高っ!  意味のないオリジナリティーや、はりぼてだらけの個性なんてクソくらえだっ!
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

81人が本棚に入れています
本棚に追加