晴天の霹靂...の上に畳み掛け?

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「お話はわかりました。ですが先生から国立病院へ手紙を書くことはありません」 「………そうですか。わかりました」 一瞬粘ろうかと思ったけど、この先生の役目というものを考えてみた。 初めは正直いざという時この先生じゃ役に立たないのだなと思いはしたけど、こういう時には相談無理でも薬をもらう用の先生なのだと割り切れば便利な先生なわけです。 個人病院で先生は1人なんだけど、待ち時間がやたらに短い。 時には予約時間より早く番が来て軽く話して終わりです。 これはありがたい。 カテーテルしてくれた先生と乳腺外科の先生はちゃんと話しを聞いて答えてくれるし、もしどちらかの先生が話しにくい先生なら違ってくるけどそれなら別に構わないかと思い直しました。 しかし少し面倒だったのね。 国立病院の交通機関が少し不便で離れてたせいもあるんだけど。 つまり情報が入った手紙を持っていくのがね。 乳腺外科 ↓ 個人病院 ↓ 乳腺外科 ↓ 国立病院 ↓ 乳腺外科 治療計画を立てるのに費やした時間三週間以上。 上手くすれば1、2週間後には決まってたろうに無駄に時間かかってるよな。 母上からは周りから早くやった方がいいと言われたと急かされるし。 私に言われたってどうしようもなかんべな。
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