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これを見たグアンは必死にこめかみをトントンとたたいていた。
イマルは出来の悪い子たちを見る様に憐れんでいる。
怒りで全身の毛が逆立った私は、飾った新人たちを叱り飛ばし、すべて回収させたのは言うまでもない。
「なんで?こんな風にしたの???」
ロッテの怒声に……マルティンが困惑したように
「ハロウィンって、悪魔復活を祝う儀式でしょ。黒魔術ぽっくしました」
「違う!!!もっと楽しいお祭りだから!そこまで求めていないから!!」
もう一度飾りつけさせてみたが……新人たちのセンスのなさに、ため息をついた。
癒しの能力は、なかなかなのに、まったく野暮ったい。
どうすればいいのか、思案した。
「あきらめろ」
無表情のイマルに言われて、全部~~私一人で飾りつけした!
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